モリンドキャンプは、ウランバートルから車で約1時間30分、東南へ向かった場所にあります。一面に広がる大草原が360度の視界を埋め尽くし、視界はなんと35キロ以上も先まで及びます。
モリンドキャンプは「馬に乗りましょう」という意味を持ちます。
モンゴルの遊牧民が馬を駆る際の掛け声で、伝説ではチンギスハン自身も使っていたと言われています。このキャンプ地は、その名が示すように乗馬体験が最大の魅力となっています。
キャンプの周囲に広がる草原はなだらかで、馬の脚にとてもやさしい地形となっています。遠くに連なる山々を背景に、ひつじやヤギの群れが遠くで点々と見えます。まさに手つかずの自然が広がる大草原で、心ゆくまで乗馬をお楽しみいただけます。
また、この草原は遊牧民たちがナーダム祭の競馬に参加する馬たちの最終調整を行う重要な場所でもあります。ナーダム祭は、毎年7月11日と12日に行われるモンゴルの大切なスポーツの祭典で、競馬はモンゴルの三大競技のひとつとして重要な位置を占めています。
そんなモリンドキャンプでは、遊牧民も大切にしているこの馬の脚に優しい草原で、皆さまが乗馬を楽しんでいただけるようにお待ちしています。
モリンドキャンプで一緒にモンゴルの大自然と馬との絆を深めてみませんか。
そして夜には、地平線から昇る星空と天の川が皆さまをお出迎えしてくれることでしょう。